Board(マイコン) : Nano Every / Nano

Manual_Program1.zip左上のダウンロードマークでダウンロードして下さい。
プログラムは Arduino_Nano_Everyだけです。

接続時の注意点

Everyと Nanoはピンがほぼ同じですがSPIのSSが違います。D8とD10が入れ替わるので注意して下さい。
Every, Nano以外のArduinoを使うときはマイコンによりますがNano(SS:D10)の設定が一般的です。
Arduinoは動作が遅いので3個以上の並列接続はお勧めしません。

 Every
 SS:D8
 OE_CLED:D10

 Nano
 SS:D10
 OE_CLED:D8

動作手順

1.ライブラリ、スケッチ保存
 ダウンロードファイルを解凍する。
 CLED, Sensorフォルダを、Arduinoフォルダ内librariesフォルダにコピーする。
 IHS11_Every_NanoフォルダをArduinoフォルダ内sketchフォルダにコピーする。
 ※IHS11:Interactive Hand Sensor ver1.1

2.ライブラリのEvery/Nano設定
 librariesフォルダ内SensorフォルダのSensor.hをエディターで開く。
 6行目
 #define EVERY // Every
 上行はEvery、下行のようにコメントアウトするとNano
 //#define EVERY // Nano
 変更を保存する。
 ※この設定無しでもカラーLEDが光ることがありますが、信頼性に影響するので正しく設定して下さい。

3.プログラムをマイコンボードに書き込む  ※ユーザーマニュアルを見ながら行う。
 Arduino IDEを起動し、コピーしたスケッチIHS11_Every_Nanoを開く。
 マイコン(Every/ Nano)とPCをUSBで接続する。※本体基板と接続しない
 ツール→ボード、シリアルポートを設定する。 ※Every:プロセッサ ATmega328P (5V, 16MHz)
 コンパイル(検証)する。
 ※エラー:1.他のスケッチ(Blinkなど)がコンパイルできるか2.ライブラリ保存場所を確認
 マイコンにプログラムを書き込む。 ※エラー:ツール→ボード名、シリアルポートを確認
 マイコンのUSBケーブルを抜き電源をOFFする。

4.本体基板の動作
 ブレッドボードで上図の通り本体基板とマイコンを接続する。
 マイコンにUSBケーブルを接続してマイコンと本体基板の電源をONする。
 センサー上に手を翳(かざ)すとセンサーのカラーLEDが発光する。

※動作しないとき
 一旦USBを抜き配線を確認、ユーザーマニュアルを見る。
 ロジックアナライザを本体基板の3-14ピンに接続して動作させユーザーマニュアルの図4−1と比較
 優先順位は1.SPI接続が正しいか2.SPIでMISOが返ってるか?返っていれば配線ミスの可能性
 どうしても動かないときはRaspberry Piなど他のマイコンでやってみる。

※センサー上に物がなくてもカラーLEDが発光することがあります。その時は発光のしきい値を変更してください。librariesフォルダ内SensorフォルダのSensor.cppの37行目
int Sensor::cri[CRI_LEN] = {90,135,205,290,400,550,790,1100,1450,1900,2700,3200}; ハイライトの数値を上げます。