足跡が歩く魔法の地図
システム概要
映画ハリーポッターに足跡が歩く”忍びの地図(Marauder’s Map)”という魔法の地図が出てきます。これを作ろうと思いました。
コントローラから足の位置をシリアル通信で受信しobnizを使ってIoTでウェブブラウザ上に表示します。
obniz IoTコンテスト参加、ソースコードと回路図を公開しています。
- プラットフォーム(obniz)
- 通路表示:最初に正方形を描き、足跡表示直前に中央の道を消して”表示のゴミ”が残らないようにしています。
- 足跡表示:左右の足跡画像をobnizのリポジトリに保存し、UARTで受信した足の位置に表示します。
- コントローラ(STM32F303K8)シリアル通信:
- z方向約5センチ以下で足の位置(xy方向)を検出しUARTでobnizに送信します。2個以上反応した時は平均値とします。
- センサー実装
- 簀子(スノコ):床に置くセンサーを保護します。
- センサー:合計16個、10cmの間隔で配置します。センサーは0.1秒毎に距離データを取得します。
配線図
3Dグラフアニメーション
実験装置
感想
足の左右や向きはセンサーで検知出来ないけどIoTで複数組み合わせると魔法のように足跡(人の位置)検出ができる。これはセキュリティやテーマパークなどで使えると思う。